インプラントとは何でしょうか?

インプラントという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。実はインプラントと言う場合には非常に幅広い意味があり、歯医者の世界のインプラントの治療はインプラントの中でも歯科インプラントと呼ばれるインプラントです。皆さんに一度詳しくインプラントについてご紹介いたします。

 

〇インプラントとは
インプラントと言うのは体の中に埋め込むものを指す言葉で、実は医療全体で見渡した場合には歯科用のインプラント以外にもインプラントと呼ばれるものがあります。

その一つの例として知られているのが乳房再建手術に使う医療用インプラントです。乳がんの手術などで、乳房を失ってしまった方が手術の時に利用するシリコンバックもインプラントと呼ばれていて、体内に埋め込んで利用される治療手段なので、このように呼ばれています。

一方、歯科の世界でインプラントと呼ばれる物はチタンという金属でできた人工の歯根を指す言葉で、インプラントの治療を受けるといった時にはこの人工の歯根を顎の骨に埋め込んでその上に人工の歯を取り付けます。

最近ではチタン以外にもジルコニアという人工のダイヤモンドに利用される材料を利用したインプラントもあり、歯医者の世界では非常に幅広く利用されている治療です。

〇歯科インプラント治療の特徴
歯科の世界で利用されているインプラントは金属を顎の骨に埋め込む物なので、患者さんからすると非常に不安を感じるものかもしれませんが、実はインプラントに利用されている材料というのは非常に特殊な性質があり、骨が金属の方に結合しようと寄ってくるため、非常に骨との相性がいいのです。

最近のインプラントは表面処理が施され、さらに骨との結合が良くなり、どの患者さんでも安心して治療を受けることができるようになっています。インプラントは非常に長い歴史があり、実績もある安心できる治療です。何か不安なことがある時にはすぐに歯医者に相談してみましょう。安心して治療を受けるお手伝いをさせていただきます。