インプラントの型取りをする日の流れ、どんなことをするのか

インプラントの治療で重要なのが手術と思われているかもしれませんが、実はインプラントの治療では手術と同じくらい重要なポイントがあり、それが歯型です。歯型をとるというのがなぜこれほどまでに重要なのか、そして型取りをする日の治療の流れをしっかりと把握しておくと治療を安心して受けることができます。インプラントの型取りについてみなさんにご紹介いたします。

 

〇インプラントの型取りの当日

インプラントの型取りというのはインプラントの二次手術を行った後に行う治療です。インプラントの型取りを行う時にはアバットメントというインプラントの本体と人工の歯を連続する部分が歯茎の表目に露出している状態になっていて。このアバットメントが出ているまま歯型を採取します。

この型とりはインプラントの二次手術を行ってからある程度時間が経過してから行われる治療で、歯茎の炎症が治まってから綺麗な歯型をとります。歯型を採取する当日は治療は特に何か患者さんが注意しておく必要はなく、強いて挙げれば硬いものを食べて歯茎を傷つけることがないように注意しておく程度でしょう。

歯型をとるのは短時間で終了するのですが、すぐに吐き気を催してしまう方にとっては短時間でもお口の中に歯型を取る材料が入っているのは不安なものだと思います。何か不安を感じる時には歯医者に相談しながら治療を受けるようにしてみましょう。

 

〇歯型はとても重要

歯型をとるというのは歯医者ではありふれた治療の一つですが、実はこの歯型はとても重要な意味があり、インプラントや入れ歯などの治療では歯型をどれだけ正確に採るのかが治療の結果を大きく左右します。歯型を土台にして人口の補綴物を作成するので、歯型が綺麗にできているのかどうかでインプラントの上に取り付ける人口の歯の仕上がりも大きく変わります。手術を受けてからすぐに歯型を作るのを希望される方もいますが、より正確に人工の歯を作るには歯型の精密さを欠かすことができません。しっかりと歯型を作り、より使いやすい歯を作るように頑張って行きましょう。