2次オペとは

インプラントの治療を受けるときに手術を2回受ける2回法という治療を受ける方に必要になるのが2次オペです。インプラントの治療のために2度の手術を受けるというのはあまり耳慣れないものかもしれません。インプラントの治療に関する基本的な情報を皆さんにご紹介いたします。

 

1インプラントの治療の流れ

インプラントの治療というのはまず検査に始まり、その後インプラントの手術を受けることになります。この手術には実は2種類のやり方があり、1度の手術で人工の歯まで取り付けてしまう1回法という方法と、手術を二度に分け、インプラント本体の取り付けを行い、期間を開けた後に人工の歯を取り付ける2回法があり、2次オペという2度目の手術を行う必要があります。

手術を2度行うと聞くと、選ぶのをためらってしまうかもしれませんが、この治療にはメリットもあるので、2回法を利用した治療を受ける患者さんも数多くいます。2回目の手術の必要失性について理解しておきましょう。

2 2次オペの目的

1次オペの目的はインプラントの埋め込みでしたが、2次オペはいよいよ人工の歯を取り付けるために行われる治療です。インプラントの本体はチタンという金属でできていて、この金属でできたネジのような形をしたインプラントはヒーリングアバットメントという蓋をされて歯茎の下で骨と結合するのを待ちます。十分に骨とチタンが結合した後に歯茎を切開し、人工の歯と接続するアバットメントという部品を取り付けるために行うのが2次手術で、この手術を行うことで人工の歯の取り付けが可能になります。

人工の歯を取り付けた後すぐはまだ傷口が完全に治っているわけではないので、急に刺激のあるものを食べると傷に悪影響が出ることがあります。

2次オペを受け、傷口が治った後には定期的にメンテナンスを受けることが非常に重要です。メンテナンスを受けることでインプラントを長持ちさせることができるので、定期的なメンテナンスを欠かさないように気をつけましょう。