インプラント治療期間はどれくらいか

インプラントの治療を受けるときに問題になるのが、どれくらいの治療期間がかかるのかという問題です。インプラントの治療では治療の期間を把握しておくことが治療を受けるときに大いに役立ちます。基本的な治療の流れや、基本的な治療の期間に関する知識をご紹介いたします。

 

〇インプラント治療の流れ

インプラントの治療を受けるときにどのような流れで治療が進むかご存知でしょうか。インプラントの治療というのはまず問診・検査に始まり治療の決定を行います。この後にインプラントの手術を受けることになるのですが、このインプラントの手術には2種類あり、どちらの治療を受けるのかで治療期間が変わります。

インプラントの手術が終わった後にはインプラントの上に人工の歯を取り付ける治療を行います。人工の歯には様々な種類があり、人工の歯を取り付けることでしっかりと食事が取れるようになります。

インプラントの治療の流れの中でも手術の進め方による治療期間の違いは非常に大きく、しっかりと理解しておく必要があります。治療の選択に欠かせない知識なので、よく理解しておきましょう。

〇手術の回数

手術には1回法という方法と2回法という方法があり、それぞれメリットやデメリットがあります。1回法はインプラントの埋め込みの治療と同時に人工の歯を取り付けてしまう治療で、治療の期間が短い治療手段です。この治療を利用することで2回法の治療よりも治療の期間を短くすることができ、だいたい1〜2ヶ月程度で治療を完了することができます。しかし、1回法は限られた条件の元でしか治療ができないことがあり、一般的には2回法という手術を2度に分けて行う治療が主流です。2回法ではインプラントの埋め込みを行う手術の後に歯茎を閉じ、骨とインプラントが結合する期間をおきます。この期間が数ヶ月かかり、この骨との結合の期間を待ってから人工の歯を取り付けるのです。2回法ではだいたい3〜6ヶ月程度の治療期間が必要になるので、治療の期間が不安に思う時にはあらかじめ歯医者に相談することが非常に重要です。安心して治療を受けるためにも、治療期間に不安がある時にはすぐに歯医者に相談するようにしましょう。